お客様の声

離れて独りで暮らしていた父親が脳梗塞で倒れ入院してしまったので、管理のために実家の片付けをしていたところ思いがけない事態が発覚しました。それは、父が銀行から３６００万円程度の事業借入を起こしており、その支払いが滞っていることが分かったのです。また税金の支払いの滞納もありました。父はテナントビルを一棟所有していて、その家賃で生活していたのですが、このままではテナントビルまで差し押さえが入ってしまいかねない状況でした。主婦の私は不動産経営や借入の経験も無かったのでどうして良いか分からずに親戚に相談したところコモンさんを紹介していただきました。

早速相談にいきました。その後、何回か打ち合わせをしたところ、療養中の父や経験の無い私がテナント経営を続けていくのは難しいので、ビルを売却して現金に変えて、そのお金で父の療養生活やその後の介護施設の費用に当てることにしました。そこで”民事信託”という方法で財産の管理を続ける提案を受けました。父が入院中で直接、不動産の売買や銀行への返済など財産の管理ができないので、父の財産を娘の私に信託し、私が父に代わって父の療養のためのお金の管理を行う方法です。

その後、コモンさんからビルを売却するときの不動産屋さん、売却をした後の税金の手続きをしてくれる税理士さんの紹介を受け、結果的に相場よりも少し高めでビルを売ることができました。銀行への返済を差し引いても充分な現金が残ったため、父も安心して療養生活をおくれることができました。

打ち合わせ時に、まずは私や父自身がどうしていきたいかという希望から聞いてもらえたので、すごく話しやすかったです。

不動産屋さんや税理士さんなどの司法書士以外の専門家の紹介もしてくれたうえにトータルのプランをまとめてくれたので、とてもわかりやすくスムーズに手続きが進んでいきました。

長年の目標だった不動産業で独立する際に、友人からＣＯＭＭＯＮ事務所さんを紹介してもらいました。不動産業以外にもやりたいビジョンがあったので、それに合わせた会社の設計をしてほしいという相談をしましたところ、幾つかのご提案をもらいスムーズに理想の会社を創ることができました。

正直、どの司法書士でも一緒だろう、だったら安い方が良いな。と思っていましたが、ヒアリングの内容が細かいし、創業初期の社長のニーズについても物凄く理解してくれているので面談時にそのままお願いすることにしました。

会社設立が終わってから事業のパートナーとして不動産仲介さんと税理士事務所さんを紹介してもらいました。杓子定規の紹介ではなく、私の性格や会社の事業を見てマッチングしてくれたので、紹介先とも直ぐに打ち解けれて話も弾みました。

前妻との間に子供がいるが、会社は現妻との間に生まれた子に継がせたい。自身の相続が発生したときに確実に会社株式を後継者に受け継ぐことは出来ないか？また、自分が認知症になり会社経営が出来なくなった場合にも備えたいため今のうちから対策が出来ないか？

当事務所が登壇したセミナーにて民事信託の話を聞き、民事信託の制度を初めて聞いたため他の専門家とは違った提案をしてくれるのではないかと期待して依頼しました。

民事信託契約を活用して思った通りの自社株式の承継をすることができました。生命保険等の活用で前妻の子からの遺留分減殺請求についても対策をすることができました。安心して事業のことのみを考えられる日々を迎えることができて満足です。